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東京五輪ロゴのデザイン欠陥とデザイナーが配慮すべき事

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2015年の東京オリンピックのロゴを例に、デザインをする上で注意すべき点と配慮すべき点をご紹介します。とっても単純で当たり前のことです。この記事は8/15に書いてます。

デザインをするときは白黒印刷のことを想定する

デザインはすべてがカラーで利用されるということはありません。とくに新聞や雑誌などに掲載されるときは白黒印刷されることを考慮されなければいけません。今回デザインされた2020年の東京オリンピックのロゴを見てみましょう。※JOCのサイトより引用

まずはカラーで見てみましょう。

 

これを白黒にしてみるとどうなるか御覧ください

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はいどうでしょうか、パラリンピック側の日の丸が消えましたね。よくみるとうっすら日の丸が見えるレベルです。白黒印刷されることを想定されていないデザインというのは欠陥ですね。もしも白黒印刷されてもいいというのであれば全く問題ないのです。

しかし、オリンピックのロゴとしては致命的な欠陥があるんです。

パラリンピックが身体障害者向けの国際的なスポーツ大会

ここで非常に問題になるのが、パラリンピックは視覚障害者も含む身体障害者の方が参加する国際イベントです。

視覚障害者の方はカラーで色を認識できずに白黒やグレースケールで見える方もいます。国際的な障害者のイベントであれば、そういった人たちにも配慮されるべきロゴである必要があるのではないでしょうか?

それを踏まえてもう一度見てみましょう。

パラリンピックは障害者の方が主役になるスポーツです。障害があるので色が見えないというのは仕方がありません。しかし、あるべき日の丸が見えなくなってしまうというデザインは障害者の方へ配慮が足りないのではないでしょうか。

視覚障害がない人でも白黒になると別物に見えてしまうデザインです。

印刷時にモノクロはモノクロ用に用に色を変えるという意見を頂きますが、視覚障害者がみたカラーはどう調整するのでしょうか?今回言いたいことはカラーを見た、視覚障害者はどのように見えるのかという一例を示しているので、グレースケールはあくまで1つの例です。

バリアフリーやユニバーサルデザインを意識できるように

デザイナーはすべての人を意識してデザインしましょう。こういったことはバリアフリーなどを意識したデザインをする上で非常に大事なことですし、デザイナーは今後ユニバーサルデザインへの意識がより大事になっていきます。

いきなりすべての人へのデザインを考えるのは難しいです。せめて、白黒印刷した時に問題がないことを確認することから始めてみましょう。

会社のロゴデザインなどデザインしてみたい。サービスロゴを作ってみたいという人はまずはここからですね。

ユニバーサルデザインの代表はピクトグラムですね。トイレのマークや非常口のマークなどがそうですね。誰が見てもどの国の人が見てもわかるマークなどを勉強してみることをおすすめします。